厳しい残暑が続きましたね。夏の日差し対策として、帽子を被った方も多いかと思います。私の場合は四季を問わず帽子を被って外出することが多いのですが、これまで帽子の保管や収納はかなり適当でした。季節の帽子を出した後は、積み重ねて置いてあるだけ。すると、結局被るのは一番上にあるいつも同じ帽子になってしまったりしていました。
そこで、この夏考えた帽子の収納方法は、ロープを使って廊下に吊るす方法です。
◆簡単に手に入る材料で作る
今回は廊下に帽子をディスプレイするような収納方法をイメージし、以前に「家族対策★ロープで吊るす収納」を作った際に余ったロープを使うことにしました。それから、再びロープの特性を利用しようと、その他の材料は100円ショップで探しながら決めました。
よろしければ、「家族対策★ロープで吊るす収納」も参考にご覧ください。
■材料■
- 工作用丸棒 約910mm×直径9mm を2本
- 園芸用綿ロープ(今回は160cmほど使用 ※天井から使いたい高さに合わせてご用意下さい。)
- カーテンなどを吊るすための、クリップ付のフック (吊るす帽子の数分)
- キーホルダーなどに付けるダブルリング 直径13mm (吊るす帽子の数分)
- 石膏ボードに取り付けられるフック2個(今回使用したのは、耐荷重5kg)
◆材料の組み立て
まず最初に、ロープの端にセロテープを巻きつけ、ロープのよりが取れないようにします。予めテープがついている場合は、そのまま使用します。先端に結び目を1つ作り、そこから30cmほど下手(写真では右側)に、ロープのよりを反対側へ少しねじるようにして緩め、丸棒を通します。そして、丸棒にリングを3つ通しておきます。
次にロープのもう片方の端も、同じようにテープで止めて結び目を作り、30cmほど下手(写真では右側)にロープのよりを緩めて、丸棒を通します。この時、ロープは長いまま作業しました。
ロープを緩めて棒を通すと、このようになっています。ロープをピンと張った時に棒はしっかりと固定されるようになります。
通した棒から更に、35cmほど下手に同じように丸棒とリングを通します。
長いまま作業してきたロープを、5~6cmほど余裕を持たせてカットし、先端はセロテープで止めておきます。
そして、端にしっかりと結び目を作ります。
ロープを丸棒の先端から5~6cmの位置に移動し、このようなハシゴのような状態にします。
今回はこのように準備した状態までとなりますが、次回は廊下への取付けをご説明します。